株式会社Gruby松田尚大のブログ

おもいのままに発信していきます。

転職活動の進め方(転職エージェントの活用方法など)

僕が新卒入社したのが2011年。

あれからもう7年ほど立って気づけば2018年。

転職の方法も随分と変化してきたと感じております。

 

まず初めに、一言。(重くてすみませんが書かせてください。。)

一度きりの人生です。どこで時間を費やしたいですか。誰と一緒に共有したいですか。どんなビジョンを持ってる人と何に取り組みたいですか。

誰しもがよき人生を歩みたい。そう想っていると思います。

仕事に注ぐ時間は、家族と過ごす時間よりも、大切な人と過ごす時間よりも長いことと思います。だからこそ、仕事選びは大切だし、選び方にこだわって欲しいなぁと僕は考えます。

 

今日は、そんな大切な時間を費やす、仕事選びについての方法を簡単にまとめて見るのと同時に自分なりの考察も踏まえて書いていきたいと思います。効率の良い転職活動の進め方をお伝えできたら幸いです。

(自己分析の仕方については別途書きます。)

  • 転職の進め方(どうやって動いていけばいいの?)

  • 自分に合う転職方法の選び方(何パターンかに分けて書いてみます)

について書いていきたいと思います。

 

早速ですが、転職の進め方(どうやって動けばいいの?)についてみていきます。

現在では、いくつかの転職の方法がありますが、大きく分けて5つに分けて解説していきたいと思います。

  1. 直接応募
  2. 求人サイト利用(アプリ含む)
  3. 転職エージェント利用
  4. 縁故・リファラ
  5. ハローワークインターネットサービス利用
 

直接応募とは・・

企業のホームページの採用情報へアクセスし直接エントリーするやり方です。
※採用情報がない企業もございますので、その場合はお問い合わせフォームよりアクセスするといいです。
エントリーをお送りしますと、企業の人事の方が確認し直接やり取りするようになります。

メリットとデメリット

メリット
・行きたい企業へ自由に応募が可能
・第三者を介さなくてよい
→時間のコントロール、要望を人事側へダイレクトに伝えれる(勇気はいりますがw)
・企業側の採用コストがかからない(紹介料等)
 
デメリット
・手間がかかる
→レジュメ(履歴書・職務経歴書)作成と添削、面接スケジュール調整、面接対策、年収交渉などを全て自分で調整
・入社前後のギャップの可能性
→ミッションの相違、残業時間、年収など
 

注意点

三者の推薦状などがない前提での応募となりますので、採用要件に満たない場合はお見送りになる可能性がかなり高いです。
応募要件の【年齢・必須スキル・歓迎スキル】を確認しましょう。
満たしてない場合は、基本的にお見送りとなります。
ただし、ポテンシャル採用の場合は、満たしてない場合でも返信が来ることもあります。
 

求人サイト利用(アプリ含む)とは・・

求人サイト利用とは、その名の通りですが、Webサイトで求人をまとめて取り扱っているサイトです。
皆さんも一度は電車広告、テレビCMでお馴染みかもしれませんが、いくつか記載してみます。
 
 
求人サイト
ビズリーチ(ビズリーチ社)

www.bizreach.jp

 

キャリアトレック(ビズリーチ社)

www.careertrek.com

 

JACリクルートメント(JACリクルートメント社) 

www.jac-recruitment.jp

 

リクナビネクスト(リクルートキャリア社)
 

マイナビ転職(マイナビ社)

tenshoku.mynavi.jp

 

DODA(パーソルキャリア社)

doda.jp

 

エン転職(エンジャパン社)

employment.en-japan.com

 

@type(キャリアデザインセンター社)

type.jp

 

WantedlyWantedly社)

jp.wantedly.com

 

Green  (アトラエ社)

IT/Web業界の求人・採用情報に強い転職サイトGreen(グリーン)

など。

 

 

 

メリットとデメリット

メリット
・大量の求人情報に触れられる
→求人サイト内の諸条件も自由に検索可(年収、職種、業界、勤務時間、勤務地、社員の声など)
・行きたい企業へ自由に応募が可
Wantedlyとかであれば面談(オフィス見学程度)から応募可能
 
デメリット
・情報が多すぎて取捨選択に困る
→転職軸などが不明確だと尚更迷う。。
・手間がかかる
→レジュメ(履歴書・職務経歴書)作成と添削、面接スケジュール調整、面接対策、年収交渉などを全て自分で調整
・入社前後のギャップの可能性
→ミッションの相違、残業時間、年収など
 

転職エージェント利用

転職エージェントとは、転職の代理人とも呼ばれてます。

求職者に代わって転職に必要な手続きを代行してくれるのと、

また、転職エージェントによっては自己分析を一緒に手伝ってくれたり、今後のキャリアプランの提案もしてくれます。

転職を考えている方は、一度は転職エージェントを使うべきと思いますが、自分にあった転職エージェント選びを間違えると、

むしろ転職の足かせになるケースも多く、短期間で転職を繰り返してしまい、結果として転職エージェントを使わないで、

自分で転職活動した方がよかった。。ということもよく聞きます。

ですので、利用する際は注意も必要と思います。

 

メリットとデメリット

メリット
・自己分析を手伝ってくれる(強み弱みの整理、時系列での成果をあげた出来事の整理、過去の進路決定の軸の棚卸しなど)
・履歴書、職務経歴書の添削をしてくれる
・非公開での求人を紹介をしてくれる場合がある
・日程調整を全て代行してくれる
・給与交渉をしてくれる
・直近の面接での傾向を元に面接対策をしてくれる
・円満退職の進め方と相談に乗ってくれる
 
デメリット
・相談の時間と手間がかかる(面談→求人紹介→レジュメ添削→面接対策)
・転職エージェントのポジショントークなどによって転職の意思決定を間違える場合がある
・転職エージェントの立ち位置や実績によっては、書類落ちを食らうこともある。。
 
 

転職エージェントの裏側

転職エージェントと求人企業(採用したい企業)には利害が発生してます。
紹介料として、年収の40%〜70%(稀に100%)ほどの手数料を
採用企業が転職エージェントへお支払いしてます。
例.600万円の年収×40%=240万円(紹介手数料)
ヘッドハンティングとは・・・
経営者、経営幹部、会社役員などの上層部の方を、
外部からヘッドハンターと呼ばれる方が代理でスカウトし(直接企業へ電話、紹介での引き合わせなど)
自社へ入社させることを言います。
最近テレビドラマで『ヘッドハンター』が放送されてるので、お時間ある方はぜひみると理解が深まるかなと。
 
ヘッドハンティングでなく、登録型の転職エージェントの場合は、
紹介料として、年収の30%〜35%ほどの手数料を
採用企業が転職エージェントへお支払いしております。
例.600万円の年収×30%=180万円(紹介手数料)
※登録型の転職エージェントとは・・・

ホームページや自社SNSなどから、転職希望者や求人企業を募集し、マッチさせる業態のこと。

転職エージェント(有料職業紹介事業者)が転職サイトに登録(リクナビネクスト、DODAなど)した求職者とコンタクトをとり、求人企業を紹介し、転職支援をしていきます。大手転職エージェントのリクルートキャリアさん、パーソルキャリアさんなどがこれにあたります。

 

つまり、求人企業側が入社決定した場合には転職エージェントへ紹介料を納めることになりますので、

企業側の人事の方は、転職エージェントより紹介された方が即戦力人材かどうか

(極論明日から入社して既存社員より高いパフォーマンスができるか)

シビアにジャッジすることとなります。

新卒採用であれば、ポテンシャルがあるかどうか(今後伸びそうか)で判断しますが、

中途採用は、即戦力が前提となるので一定入社ハードルは新卒採用の基準と比べ高くなります。

 

転職エージェントのイメージとして、

採用コストが高いが故に、稀ではありますが『転職エージェント使うと入社しにくいよ!』と耳にしますが、

これはそうではないと、否定したいと思います。

理由としては、

・入社後の活躍=利益を出してくれる人であるとすれば、コストは数百万だとしても回収はすぐできますし、むしろその方のナレッジやスキル、その方が入社したことでの影響や業務効率を考えればむしろ安いかなと

→最近ですと、稀少性の高いエンジニアの方(AIエンジニアなど)は紹介料100%払っても欲しいと求人企業が嘆くこともあるくらいです。

 

縁故・リファラ

日本の人事部さん https://jinjibu.jp/ によると、縁故採用とは、

企業が求職者を雇用する場合、求職者本人にその企業との何らかの縁故(コネ)があることを採用の条件とすることを「縁故採用」あるいは「コネ採用」といいます。縁故には、企業・業界に影響力のある人物の紹介、現職社員やOB、取引先との縁戚関係などがあります。

引用元URL:https://www.weblio.jp/content/%E7%B8%81%E6%95%85%E6%8E%A1%E7%94%A8

とのことでして、採用フロー(面接、適性検査、筆記試験)が通常と異なりほぼ免除となることが一般的です。

影響力のある人(〇〇社長、議員など)が紹介することにより、個人的には能力値は諸々担保されるという前提で入社する。

と捉えています。

 

リファラル採用とは、以前のエントリーも参考にください。https://gruby.hatenablog.jp/entry/2018/05/09/114540

面接までのルートが社員からの紹介を前提とし、縁故採用とは違って選考フローを諸々通過する必要がある。が一般的と思います。(書類審査、筆記試験、適性検査、面接複数回)

 

ハローワークインターネットサービス利用

厚生労働省が運営する、就職支援・雇用促進のためのサイトです。https://www.hellowork.go.jp/
求人の検索や雇用保険のお手続き、求人のお申込み手続きや雇用保険助成金ハローワークの情報などのサービスを提供しています。転職エージェントと違い、採用決定しても求人企業側はハローワークへお金を払わずに済みます。

 

 

自分に合う転職方法の選び方(何パターンかに分けて書いてみます)

大前提として、一度どんな形であれ企業に応募し不採用になると

同時期に再応募はできないというルールがあります。

基本的には、再挑戦するには1年ほど空けないといけません。

ですので、どうやって応募をするかは非常に重要と思います。

 

直接応募・求人サイトを選んだ方がいいタイプの人

一言で言うと、求人情報の応募要件を満たしてる方のみ。

まず直接応募ですが、最初にも書きましたが、求人情報の応募要件【年齢・必須スキル・歓迎スキル】を必ず確認しましょう。

これを満たしてない場合は、高確率で書類でお見送りとなります。

大手企業は問い合わせが来ると、人事の方でなく、

外部の業務委託の方や人事代行会社の方が書類のフィルタリング(合否を決めている場合)を緻密にしているケースがあります。

ですので要件を満たしていない場合は、そこの会社の社員から人事へ推薦を上げてもらい面談を設定してもらうか、wantedly経由などで面談をさせてもらうか、その会社の転職に強い転職エージェントを利用するのがいいと思います。

 

特に最近ですと、wantedlyは凄く利用メリットがあると思います。

大手中小、どの企業もHPの他に、wantedly専用のページを持っている場合が多いです。

いきなり書類選考して面接でなく、オフィス見学や社員とのカジュアル面談することが出来ること。

が利用するメリットかと思います。

如何せん、口コミやサイトでの情報は参考になりますが、実際自分の目でみて体感するのではまた違うと思うので、オススメです。

実際の話ですが、友人(28歳で4社経験の方)が、転職エージェント経由で書類がことごとく通らなかったですが、wantedly経由で複数回面談し、採用決定した。と聞いております。

※転職エージェントが無能とかそういうことでなく、転職エージェントの採用自体が即戦力人材が前提となるので、わざわざコストをかけて経歴が多少荒い方を採用しないよ。ということが言いたいだけです。悪しからず。

wantedlyの上手な使い方は別途書きます)

wantedlyhttps://jp.wantedly.com/

 

転職エージェントを選んだ方がいいタイプ

一言で言うと、手間を省きたい方にオススメです。
ここで言う手間とは、
レジュメ(履歴書・職務経歴書)の添削、自己PR、企業の情報収集、面接日程調整、年収交渉とかです。
加えて、職種を変えてのチャレンジの場合(事務→営業、営業→人事、事務→経理など)も効果的かと。
如何せん、未経験でチャレンジする場合は
具体的な仕事のイメージ、業務上の具体的なミッション、直属の上司、入社後のキャリアパス、とかが気になると思いますが、
その辺も具体的に(求人票通りでない)教えてくれたりするので、オススメです。
 

注意点としては、

初めて転職活動する方は、最低転職エージェントを2-3社は登録したほうがいいです。

オススメの登録方法は、

総合型の大手転職エージェントと業界・職種特化型の中小転職エージェントを組み合わせるのがいいかと思います。

 

総合型の大手転職エージェントとは・・・・

リクルートキャリア、マイナビ、パーソルキャリア、エンジャパン、JACリクルートメント、キャリアデザインセンターなど)

・業界を横断して案件募集しているため、案件を多数保有

(金融、建設、不動産、コンサルティング、IT・インターネット、メーカー、小売、サービス、メディカル、マスコミ、メディア、エンタメ、物流など)

 

メリット

・情報量が大量(業界、職種)

デメリット

・情報量が多い分意思決定に迷う

・求人票に書いてあること以外(勤務地、年収、ポジション、福利厚生、労働時間)のプラスアルファの情報(社内の雰囲気、実働の労働時間、直属の上司の人柄、商材のスペック、業界でのポジショニングや立ち位置)に乏しいことがある

 

業界・職種特化型の転職エージェントとは・・・・

その名の通り業界・職種に特化している転職エージェントです。

メリット

・その業界出身者の転職エージェントが多く知識が豊富

(担当者がその業界で元人事とかのエージェントは個人的におすすめ)

・業界の求人は豊富

(非公開求人も多くある場合が多い)

デメリット

・その他の職種や業界の求人数が少ない

・役職者以外(部長、リーダー)のキャリアコンサルタントの場合知識が少ない場合も稀にある

 

アパレル業界特化転職エージェント クリーデンス (パーソルキャリア社)

www.crede.co.jp

 

管理部門特化型エージェントのMS-Japan(MS-Japan社)

www.jmsc.co.jp

 

 

外資コンサル転職に強い転職エージェント(ムービン・ストラテジック・キャリア社

www.movin.co.jp

 

縁故・リファラルを選んだ方がいいタイプの人

自分の行きたい会社や志望度高い会社に応募する場合、その企業で働いている友人や知人がいる場合は一度その方から人事部に推薦してもらい、社数が多少荒くても面談・面接に進めるケースもあります。

但し注意する点として、その紹介者がどの事業部の人なのか?入社年数はどれくらいか?その方のポジションは?

くらいは把握しておいたほうがいいかもしれません。

他事業部へ推薦してもらう場合、会社によっては部門を横断しての繋がりがないこともありますし、推薦まで時間を要することもありますので、その場合は注意が必要です。

 

メリット

・企業の内部情報をその企業の人から聞ける

・多少経験社数が荒くても紹介者の人事部へのプッシュにより面談まで進めることもある

 

デメリット

・配属部署が違う場合、貰える情報が薄くなることも

・友人や知人と一緒に働く場合、関係が悪化することもある

(稀ですが、ポジションが変わり上司と部下の関係になり故に関係が悪化することも)

 

  

以上簡単ですがまとめてみました。

また随時アップデートしていきます。